富田林青年会議所
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はじめに

私たち富田林青年会議所は1968年に創設され、本年49年目を迎えます。今日の富田林青年会議所があるのも、高い志を持った多くの先輩諸兄の情熱と行動力があったからこそであり、我がまち(富田林、河南町、太子町、千早赤阪村)を「明るい豊かな社会」にすべく自らが率先して活動し、その情熱を我々の世代まで繋いで来てくれたからであります。しかし私たちは先輩諸兄の情熱と行動力を継承できているのでしょうか。ここ数年続いた会員減少の大きな要因の一つに、多くの諸兄が集中して卒業されたことがあげられます。このことは会員減少を招いただけでなく、諸先輩方たちの情熱と行動力で作り上げた伝統と誇りも同時に見失う可能性があります。今こそ諸先輩方が築き上げられた伝統と誇りをしっかりと継承しなければなりません。

会員拡大について

我々は明るい豊かな社会の実現を目指すJC 運動の発展のため活動してまいりましたが、現代の混沌とする経済状況や団塊ジュニア世代であった多くの諸先輩方が満40歳を迎え同時期に卒業され、会員数は大幅に減少し、消滅の危機に瀕しました。しかし、私たちは見事に耐えしのぎました。本年度の卒業生は一名と卒業生の数が減ります。ここに大きなチャンスがあります。底を見た私たちは登るしかありません。本年度残された私たちが一丸となって会員拡大に取り組みましょう。安定的にLOM を運営するには30名が一つの目安となり、「明るい豊かな社会」を実現するためにも必要不可欠な人数であります。青年会議所は単年度制ではありますが、数年計画を立て、この目標の数字を達成しなければなりません。近年取り組んできた拡大の活動を改めて見直し、方向性および目標の設定、手法の明確化など、計画的に行動してまいりましょう。

 

 

地域で活躍できるJAYCEE の育成(ひとづくり)

本年度が富田林青年会議所にとってチャンスの年と述べました。しかし、チャンスとピンチは表裏一体です。いかにチャンスといえど、会員数が少ないことにかわりなく、また所属する会員の大半が入会5年未満と、JAYCEE としての経験値が絶対的に足りません。JC 運動に不可欠な、行動規範、流儀、作法である「JC プロトコル」を体得し、JC がJC であり続けるための「決め事」や「考え方」を身に付けることができる環境作りが必要です。次年度50周年に向け、先人たちが築いてきた伝統と想いを継承し、未来を切り開いていくことが、富田林青年会議所の喫緊の課題であり、JAYCEE として地域で活躍するリーダーになるために必要不可欠であると考えます。

私たちに求められる「まちづくり」への取組み

戦後間もない1949年、日本青年会議所は荒廃した日本を復興させ「明るい豊かな社会を実現」するために設立されました。それから約70年、先人たちのたゆまぬ努力のもと、平和は保たれ、高度経済成長を経て、世界有数の経済大国となり、物理的に豊かな社会になりました。日常生活を送っていると、私たちは一見すると明るい豊かな社会を実現したような錯覚に陥ってしまいます。しかし、本当にそうなのでしょうか。未だに先行きが見えない不安定な経済情勢、インターネットの普及による新たなリテラシー問題、南河内地域にも顕 著化する少子高齢化問題など、私たちの周りには新たな社会問題が山積しております。私たちは今一度、現在の日本にあった「明るい豊かな社会」とは何かを見つめ直さなければなりません。そのうえで地域の方々が私たちに求める「まちづくり」を追求し、さらに行動に替え、市民や行政、各種団体とも連携し、地域社会発展に寄与してまいりましょう。また活動エリアだけでなく、近隣地域でも私たちの「まちづくり」に対する姿勢を発信してまいります。これまで先人たちが行ってきた青少年育成、地域活性化などの活動を踏まえた上で、私 たちができる新たな「まちづくり」をさらに広め、発信してまいりましょう。

結びに

経験値が絶対的に足らない私たちにとって必要なことは、先人たちが築いてきた伝統と誇りを継承していくことと、JAYCEE として小さな成功体験をひとつずつ積み上げていくことにより、自分たちはできるのだという達成感と自信を持つことであります。守るべきものをしっかり守り小さな成功を積み重ね、ともに成長してまいりましょう。

We Succeed

~私たちは継承し成功を収める~

一般社団法人 富田林青年会議所

第49代理事長   西野 滋胤